更年期って、いつから?

更年期は閉経の前後5年ずつ、合計10年間を言います。閉経とは、最後の生理から1年以上生理がない場合にその1年前をさかのぼって閉経してとします。つまり、閉経して1年経ったときに、更年期の始まりがわかるのです。
日本人女性の閉経の平均は50~51歳。ここから考えると、更年期の平均は45歳~56歳となります。
あるアンケートでは、50歳から54歳の間に閉経を迎えた人が60%以上という結果が出ています。個人差は大きく、早い人では30代後半から、遅い人では59歳で閉経を迎える人もいます。
更年期のサインは?
更年期に入ったサインとして、最もわかりやすいのは「生理周期の乱れ」です。
- 月経が不規則になる: いつも通りの周期で来ていた月経が、突然数ヶ月来なくなったり、逆に2週間で来たりすることも。
- 経血量の変化: 経血量が急に減ったり、増えたりすることも。
- 生理期間の変化: 生理期間が長くなったり、短くなったりすることも。
これらの変化を感じたら、「もしかして更年期?」と疑ってみるサインです。
更年期の症状って?
更年期には、様々な症状が現れることがあります。
- 身体の症状: ほてり、汗、動悸、めまい、頭痛、肩こり、腰痛、冷え性、肌荒れなど
- 心の症状: イライラ、不安感、うつ状態、集中力の低下、不眠など
これらの症状は、女性ホルモンのバランスが崩れることで起こると考えられています。詳しくは【更年期の症状】のページをご覧ください。
更年期を乗り切るために
更年期は、誰にでも訪れる自然な現象です。例えば、赤ちゃんが寝返りを始めてハイハイをして歩きだすように。大切なのは、自分の体に優しく、無理のない生活を送ることです。
- 規則正しい生活: 睡眠をしっかりとる、バランスの取れた食事をする、適度な運動をするなど、健康的な生活習慣を心がけましょう。
- ストレスを溜めない: ストレスは、体の不調を悪化させる原因の一つです。リラックスできる時間を取り、ストレスを解消しましょう。
- 周囲に相談する: 更年期の症状に悩んだ時は、一人で抱え込まずに、家族や友人、医師などに相談しましょう。
ひまわりからのアドバイス
更年期かどうかということよりも、大切なのは「あなたの体調がベストかどうか」です。
- 体の声を聞いてください: 何かいつもと違うと感じたら、それはあなたの体がSOSを出しているのかもしれません。
- 無理は禁物: 体を休ませ、リラックスできる時間を作りましょう。
- 専門家に相談する: 漢方薬は、体質や症状に合わせて一人ひとりに合ったものを選ぶことができます。
「更年期だから仕方ない」とあきらめるのではなく、自分の体と向き合い、より良い毎日を送りましょう。ひまわりでは、お客様一人ひとりの体質や症状に合わせた漢方薬をご提案いたします。
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